床にゴロゴロ

何者にも成れていない人の雑記

無料で読む人がいる漫画村が撲滅してよかったと思ったら

無料で漫画が読める漫画村が話題になり、いろいろな議論が起こったのがちょいと前の話。
そして、東南アジアのフィリピンかタイとかで漫画村の管理人が逮捕されたのが少し前の話。
漫画はお金を出して買うべきだという、漫画の作り手の大切さを(あまりニュースでは触れられなかったけど個人的には)再認識しました。

でも、この前目撃してしまったのですよ。無料で漫画を読んでいる人を…

 

先日、通勤のためにそこそこ混んでいる電車に乗りました。座って寝ている人やスマホを操作する人。いやでも、視界には他人のスマホ画面が入ってしまう…そんな中、通学中の学生がスマホで漫画を読んでいた。その時点では普通の事だと思っていたけど。

違和感を感じたがありました。

”漫画のコマが自動で下へスクロールする。”

という、超常現象。
不思議に思ってみていると正体が判明。

youtubeだった…

気になって調べたけど、youtube検索するといくつかあるのね・・・

いや、かなりあるのね。特に異世界転生モノの漫画が多い。転スラやオーバーロードといったアニメ化された有名どころ(?)もある模様。。。多分広告収入とかも発生するのかもね

 

別件でツイッターでRTされて回ってきたツイート

 これは件の漫画村とは方向が違うけど、考えさせられるものだなと感じました。

この音楽を漫画と置き換えたら同じなのかな。
絵を描く人にはわかるかもしれない。漫画はどんどん描かれて、読んで、話を進めていくものが多いと思う。週刊誌があるように、実際漫画が週1のペースで進められていく事が前提の物がある。読者は最終的なアウトプット(漫画という形)しか目にしないから、気にしない限りどのような過程を経ているのか、どれくらいの労力がかけられているのか、いかんせんわからない。

「制作過程への労力」と「読者のアウトプットから感じる苦労感」のギャップが大きすぎる。先も行ったように、週1回で進む漫画誌があり、環境的には最悪コンビニで立ち読みできてしまう。これによって、違法漫画に対するハードルも下がる要因の1つになっているだろう。

これが進むと、漫画家は週刊誌、月刊誌や単行本の売り上げが上がらなくなり、正試作車への収入も細いものとなってしまう(グッズなどの副収入、版権料はあるかもしれないが、漫画を買うハードルに比べたら高いものだとする)。

正直、漫画や音楽を無料で提供するような人は一定数いるわけだし、ネットの世界になると、日本語がわからなくても適当に見繕ったものをネットにアップするだけで小金儲けになると認識している人が世界中にいることは間違いない。

 

ではどうすればいよいのか。
アニメだとSHIROBAKO、漫画だとBAKUMANみたいな制作を絡めたストーリーを発信するなり、制作側から情報発信をしていかないと認知度が上がらないのではないでしょうか。

SNSが発達した今でも、原作者や制作スタッフが情報発信しても、フォローしているファンにしか言葉が刺さらない。一般読者が最終的に見ているのはアウトプットであるので、そこに訴えていくしかない。そうして理解が進むと、紳士協定というか、マナーできなものが醸成されていけばいいな。

以上のように考えているど、それでも反論する人は一定数いる。これが現実