1日の行動を振り返えられさせる_”1440分の使い方”の感想文
先日初めてアクセスが記録された。やったー
以前読んだ”時間術系の本の感想(今回)”と”実践してみた感想(次回)”を書いてみたいと思います。
読んだ本
1440分の使い方/ケビン・クルーズ 著
去年の5月くらいに読みました。でも、この本や他の事を取り入れて実践していることもあるので、”動き方改革!”の方にもカテゴライズします。
1440分とは
この本の中で1日をしっかり意識して過ごしていく事でよい一日を過ごす、時間管理がしっかりできるし、結果として仕事もよい方向に進む というのが書き出しだったと思います。1日の時間をどのように認識していくか、それは1日を1440分で意識していくとよいと主張していたと思います。
たしかに
一日を秒単位で管理することは不可能だし分母が大きい。時間単位で管理するには柔軟に予定に対応できない。そのように考えると分単位で管理することは便利ではないかと感じます。
タスクの順番決定
仕事でもそうだけど、学生の自分にとっても一日の取り組むタスクは様々ある。働いている方の取り組む事はよくわからないけど、ゼミや理系の研究室に所属した場合
- 輪読・論文紹介の選定・下書き・発表スライドの作成
- 基礎知識の勉強
- 新しい論文がないか探す
- 実験を行う・データ処理・まとめ
- 学会発表用のスライド・ポスター・口頭発表の準備
- 後輩の指導…etc
と、まぁ様々あると思う。それ以外にも突発的に発生するお手伝いや相談なども舞い込んでくる。このようにたくさんあるタスクをどの世に処理すればよいのか。この本ではある目標の達成のためにMIT:Most Importtant Taskという言葉で解決方法が提案されている。ほかの時間術でも似たようなものがある。MITの中身はシンプルだった。
(何に専念して、取り組む方法)
によって決定する と。
スケジュール術(時間術本あるある)
ある目標のために優先順位と取り組む効果的な方法が決まる。するとどのように進めていくかが問題。ここまでは時間術の本あるあるの展開だった。例えばバッファータイム(時間の余白)をつくるべきとか・・・。
本のタイトルに戻ると、1440分に着目している。面白いのは以下の2点。
- スケジュールは15分単位で組む
- 朝の2時間は頭の使う事から取り組む
2つめの事は脳科学的な本でよく解説されているから割愛。1つ目は確かにその方が便利かもしれない。一番時間のかからない作業(メールチェックやその他雑用)は早いもので5分。一日の作業予定を順調にこなしていけば(設定時間を長めにとれば)、突発的なイベントにも対応できるのかな。
その他にも、自分の時間が奪われて何もなし得ない事の多いミーティングについてなど、面白い事が書いてある。
なにも成果も見えないミーティングで時間が浪費されていく恨み節を書いたばっかりだ。
感想
1440分の意義
次回書きますが、一日を1140分と捉えると短く感じる。程よい桁数に感じる。中央値でモデルケースを考えてみた。とりあえず東京に住んでる人を仮定して。
- 東京都に住む方の平均通勤時間:43.8分(片道)
- 東京都の平均睡眠時間:7.35時間
睡眠の平均は10歳以上のデータらしいので社会人はもっと短いのかな。
さて、これだけでも528.6分。一日の半分近くを使う。残りの時間が"あと半分もある"と考えるか、”あと半分しかない”と考えるかはその人次第。働きマン・勉強頑張るマンはこの時間残された時間の中で活躍していく。
このような残された時間=活動できる時間 のなかで自分が何ができるのか、行動記録を行って昨日より良いことができるように取り組んでいることを書きます
朝の二時間
起床後2時間は頭がよく働く、というのは頭では納得(自己暗示)できるけど、実行しにくいものだと感じた(のでやっていない)。そこまで意志の強い人間ではないので。それに朝ごはんも食べたいし、睡眠時間だって確保したい。という事で留意する点があると思う。
- 睡眠時間が必要量確保されないと、朝の2時間の真の効果は発揮されないのではないか。
- 朝の2時間は脳が最も活発に働く時間なのかもしれない。しかし、朝の2時間というメールや他人などに邪魔されない環境も、高いパフォーマンスを発揮するのに重要な要素なのではないか (=起床後2時間、朝食など食べないで作業するのではなく、朝に余計な考え事をする必要のない環境が重要ではないのか?)
そういえばこの前、似たようなことをぐちぐち書いた気がする。
さいごに
今回は書く時間が長くなってしまった。もっと気楽に書いていきたいけど、細かい事が気になる気になる…。今回紹介した本は、アマゾンプライム会員ならプライムリーディングで読めた気がする。電子書籍は読み捨てる感じになってしまうので、自分は気になったこと・印象に残ったことをノートにメモしていました。それを見返して書いているので、イマチチ正確性に欠けるけど勘弁してください。